太陽光パネルの設備は17年以上の耐用年数が前提とされています。
実際の使用はさらに長い期間となることが可能です。
そのためには、適切なメンテナンスを行い、故障が起こらないようにすること、そしてもしも不具合がある場合は、いち早く気付き、対応することが大切です。
全国で何千と導入された太陽光発電の設備において、今、メンテナンスが重要な課題となっています。
太陽光パネルの保守点検は、大規模であるほどコストが高くなり時間もかかることから、実施が難しいものでした。それを可能にしたのが、無人航空機、ドローンです。
ドローンは今、空撮、災害救助、配達、偵察など、ありとあらゆる分野で革新的な活躍を見せています。
当社の太陽光パネル点検では、赤外線カメラをドローンに搭載し、上空からパネルを写します。
地上にて、データを確認し、ホットスポットと呼ばれる発熱部分がないか精査します。
この高温箇所を早期に発見することで、発電量の低下時間を最小限に抑え、修理などの手配が可能となります。
太陽光発電パネルのよくある故障原因で、他の面よりも一箇所が異常に高温になる現象です。
製造時の不具合や、環境上の異物がパネルにくっつくことで発熱することによって起こります。
これにより線が焼き切れてしまうと、そのパネル全体の発電の品質にも影響が及ぶことがあります。そのため、発生を発見したら、即座に対応する必要があります。
ドローンを飛ばすには、場所によって様々な許可の申請が必要になります。許可を受けても航空法の規定どおりに安全を守り、遂行することが求められます。クライアント様におかれましては、飛行に関するコンプライアンスに疑問をもたれる方もいらっしゃることと存じます。
利八では飛行許可に関して、東京航空局より「日本全国における包括飛行許可」東空運第9420号を取得済みですので、全国どこでも飛行させることが可能となっております。また、飛行操作には実務経験の豊富な操縦士が、安全対策を守り飛行させますので、安心して太陽光パネルメンテナンスをご依頼ください。
ドローンを飛行させる場合、人口密集地や飛行場に近接している地域など、様々な所で細かく飛行禁止区域が存在します。通常、その様な飛行禁止区域でドローン飛行をさせる場合は、都度(イベントごとに)、所轄の航空局に飛行申請を行い、許可を得たうえで飛ばすことがルールーとなっています。しかし、この許可を受けた場合は、その都度の飛行申請が不要となります。
「日本全国包括飛行許可」を取得するには、飛行経験、実績等を提出し、審査を受け、認められた場合において取得できる許可となっております。