2017年12月11日 (月)
「パネルがかなり汚れていて、雨が降ってもきれいにならないんだよね!」
そんなお客様からの相談でした。
早速現場に行って確認したところ・・・
「これってきれいになるの?」
皆さん同じ疑問を持たれます!!
太陽光パネルってどれも表面はガラスで作られています。
建物の窓ガラスって雨風が当たって汚れますよね。
そして、何もせずに、その後雨が勝手にきれいにしてくれるってことはなく、
人間の手できれいに掃除しますよね、多分。
野ざらし駐車の車のフロントガラスも同様。
パネルの設置角度と似ている車のフロントガラスも、そのままではかなり汚い状態になって、
視界不良ってことになるはずです。そして、汚れたら洗車しますよね、多分。
太陽光発電所は、365日、24時間、いつでも野ざらし状態!!
現場の状況により、汚れ具合はかなり違いはありますが、こびり付いてしまった汚れは
自然にきれいにはなってくれないものがほとんどです。
ここは弊社で建設させていただいた発電所。
そのお客様からの質問だったので
「テスト洗浄してみましょう」ってことで、
一番下の段だけ洗浄してみました。
元の汚れ具合にもよりますが、その差は歴然です。
現場の状況で汚れ具合はかなり違ってきます。
綺麗な状態にあるパネルをわざわざ掃除することはないですが、
雨が降ってもなかなかきれいにならないような場合は洗浄する
ことが、発電量の回復にもつながってくると思われます。
売電ビジネスは1~2年の短期勝負ではありません。
20年間と言う長い期間を、いかに正常な状態で発電できるかって
事が大切になってきます。
元々はメンテナンスフリーなどと謳われてスタートした太陽光発電所ですが、
今後はメンテナンスの一項目として、パネル洗浄も必要なものになってきた
と感じているオーナー様が増えてきましたね。
カテゴリー|パネル洗浄